それでは、完成した製版データで印版を製造していきます。
・樹脂印版(生材料)のカバーフィルムをはがします。

・印版をイメージャーにセットします。
・ドラムに巻き付けたら描画スタート。
・レーザーが樹脂版表面の薄いブラックマスクを焼き飛ばします。
・右下がイメージング後の印版状態になります。

・イメージングが終わった印版にUVを照射します。
・UV照射により、印版は光が当たった部分だけが硬化します。
・日焼けの機械と基本的に同じで、直視は厳禁です。

・UV後の印版を洗い出し機にセットします。
・先程のUV照射で残った黒いままの部分が洗い出され凸版が形成されます。

上の画像の右上・左下が洗い出し機から出てきたばかりの版です。濡れていて若干ぐにゃぐにゃしています。右下はその後に乾燥機にセットした状態です。
・先程の洗い出し機の中は洗車機のようなブラシが連なっています。
・CMYK各色の凸印版が完成しました。

今回のサンプルはA3サイズ程度ですが、当社で扱い可能な印版の最大サイズは
50 in x 80 in (1,270 mm x 2,032 mm) となり、
こちらは業界最大サイズとなっております。
今回簡単な解説をさせていただきました「プレプリント向け板状版」はもちろんですが、
従来の「液状樹脂製版」におきましても、長年の実績・経験の元、多くのお客様からご愛顧いただいております。
是非、フレキソ製版の全てを知るアサヒフレックスにお任せください。
この度は、ご覧いただきましてありがとうございました。